警察官や検事を名乗る男3人が、長崎県佐世保市内に住む40代の男性から現金500万円をだまし取る詐欺が発生しました。
被害に遭ったのは、佐世保市内に住む会社員の男性(40代)です。

警察によりますと、今月3日、警視庁の「マツオカ」を名乗る男が男性のスマートフォンに電話をかけ、「兵庫県警からあなたの身柄を拘束するように要請がきている」「兵庫県警からあなたに電話が来るので、その時に事件名と番号を伝えるように」と嘘を言い、「グループ資金洗浄事件」などの事件名と番号を言われました。
その後、兵庫県警の「ヤノ」を名乗る男が男性に電話をかけ「あなたの楽天の口座が犯罪に使われています」などと言い、その後はLINEでのメッセージやビデオ通話でやりとりをするようになりました。
さらにビデオ通話に神戸地検の検事「ヤマグチ」を名乗る男が登場したことで、男性は不審に思ったものの、人物名をインターネットで検索したところ、兵庫県警と神戸地検に実在していたため、本物だと信じ込んだということです。
その後、兵庫県警の「ヤノ」を名乗る男が「あなたの身の潔白を証明するために、200万円振り込む必要がある」「さらに800万円を追加で振り込む必要があるが、とりあえず300万円でいいから振り込むように」などと嘘を言い、男性はその日のうちに長崎市内の商業施設と金融機関に設置されたATMから、指定された口座に300万円と200万円の2回に分け、現金合計500万円を振り込み、だまし取られました。
振り込んだ後、不安に思った男性が今月5日、警察署に相談したことで事件が発覚しました。

警察では、ニセ電話詐欺被害の未然防止対策として、
◎警察が捜査のためにお金等を送金するよう話をすることはない
◎警察がLINEやシグナル等のアプリを使ってやり取りをすることはない
◎電話やメールでお金の話をされたら、その時点で必ず家族や警察に相談する
等、注意喚起を行っています。








