来年3月に更新が予定されている長崎原爆資料館の展示内容について議論する運営審議会が4日開かれ、全ての解説パネルの原稿案が出揃いました。

有識者や被爆者、市民らで審議されてきた原爆資料館の展示更新。4日は長崎市が全ての解説パネルの原稿案を示しました。

原稿案では新たに『被爆者援護の本格化』の話題の中で被爆者と認められていない「被爆体験者」に触れたほか、日中戦争の要因について「関東軍が『さらなる勢力拡大』を図ったため」としていた表現を修正しました。

長崎市平和推進課・原賀哲郎主幹「教科書では『関東軍の華北侵略に言及するものが多いことから『関東軍はさらに華北への侵略を進めたため』日中間の対立は激化の文言に修正をしております」

委員からはこれに賛同する意見もありましたが、「立場や時代によって見方が変わることから『侵略』という表現はふさわしくない」との意見も一部から上がりました。

解説パネルの原稿案は7月の運営審議会を経て8月末に確定し、その後、翻訳の調整に入る予定です。