新型コロナの影響でおととしから2年連続で中止となっている長崎くんちの奉納踊。
今年の実施について、"踊町としての最終的な方針"が、20日にも決定される見通しです。
長崎くんちの奉納踊について、例年なら6月の小屋入りにむけ準備が進められている時期ですが、新型コロナに加え、諏訪神社宮司のセクハラ問題もあり、未だ実施の結論が出ていない異例の事態となっています。

今月14日に行われた踊町の代表者らの話し合いでは、新型コロナの感染対策を行った上で、稽古・本番を迎えられるかを協議。各踊町が持ち帰って対応を検討しています。
また、20日は長崎くんちの各踊場の桟敷席を管理するさじき運営委員会らによる会合が開かれ、『十分な感染対策が取れるのか』を県の担当者も交えて協議するということです。

関係者によりますと、この議論も踏まえた上で、"踊町としての最終的な方針"を決定する見通しだということです。