2024年にノーベル平和賞を受賞した被爆者団体・日本被団協の中核を担う「長崎被災協」が、24日、被爆80年のメッセージを発表しました。

メッセージは、長崎被災協の理事らが読み上げるかたちで発表しました。

メッセージでは、被爆者の平均年齢が86歳となり「被爆者に残された年月は少なくなってきている」「被爆の実相を語り継ぐことはますます重要になっている」などとして継承の必要性を強く訴えています。

横山 照子 副会長「次の世代へ運動の継承を急がなければなりません」

田中 重光 会長「被爆者は生きている限り、若者とともに頑張り抜く決意を表明して被爆80年のメッセージとします」

長崎被災協の被爆80年のメッセージは、首相官邸や各政党などに送付する予定です。