
飼い鳥だけでなく 野鳥からも感染の可能性
森内教授
「鳥を飼っていなくても、何らかの形で鳥の排泄物に触れる機会があれば感染は起こり得ます。特に糞が乾燥して空中に舞い、それを吸い込むことでも感染するため、鳥を飼っていなくても注意が必要です」
「決して多い病気ではなく、人から人へとどんどん広がるものではない」
森内教授
「オウム病」はきちんと診断しないと、通常の気管支炎や肺炎とは違う薬を使う必要があるため、正しい治療ができないうちに重症化して命に関わることもあります。医師も油断してはいけないし、鳥を飼っている、または鳥と接する機会のある人は、そのことを必ず医師に伝えることで診断漏れがないようにしてほしいです」