県内企業のことし7月から9月期の景況判断はマイナス5ポイントで、2期ぶりにマイナスとなりました。

財務省・長崎財務事務所の景気予測調査によりますと、ことし7月から9月の景況について回答があった101社のうち、「上昇した」と答えた企業の割合から「下降した」と答えた企業の割合を引いた指数は『マイナス5ポイント』で、2期ぶりにマイナスに転じました。

長崎財務事務所では、「この夏は行動制限はなかったものの、感染者の急増により飲食業や宿泊業へのダメージが大きかった」と指摘しています。

一方、10月から12月の景況判断は「プラス3ポイント」と改善を見込んでおり、長崎財務事務所は「西九州新幹線開業による観光客の増加など、飲食業・宿泊業の期待感によるもの」としています。