29日、長崎県壱岐市のホテルで火事があり生け簀小屋が全焼、客がとまる本館も壁や通路の一部が燃えました。けが人はいませんでした。

29日午前9時10分頃、長崎県壱岐市郷ノ浦町の「壱岐ステラコート太安閣」で、敷地内にある木造の生け簀小屋から火が出ていると、従業員から消防に通報がありました。

警察によりますと、火はおよそ40分後に消し止められましたが生け簀小屋は全焼、隣接する本館の2階通路のほか外壁と厨房の一部も燃えたということです。

当時ホテル内には、従業員のほかチェックアウトを終えていない宿泊客1人がいましたが、全員逃げ出してけがはありませんでした。

警察によりますと、出火元の生け簀小屋では火を使っておらず、火事に最初にきづいた従業員は「小屋の中には誰もいなかった」と証言しているということです。

警察では、漏電などあらゆる可能性を含め捜査を進めるとしています。