ことしの新語・流行語大賞にもノミネートされた「カスハラ」=「カスタマーハラスメント」。顧客による不当な要求や過度なクレーム、暴言など、従業員に対して精神的苦痛や不快感を与える行為を指します。「客」であり、「加害者」である相手に、スタッフ側はどう対応すべきなのでしょうか?実例から考えます。

タクシーの乗客:
「頭悪いんか!お前ほんまに。真っすぐ行けしかいうてなかったやろ!」
運転手:
「ハラスメントですよお客様」
タクシーの乗客:
「お前が動けへんから言うとんじゃ!ほんまによ。ちょっと待て!お前どこの会社じゃ!」

東京都のタクシー会社「葵交通」のドライブレコーダーが捉えた「カスハラ」の瞬間です。乗客の中にはパネルを蹴る人も…

運転手:
「すみません。パネル壊れちゃうんで勘弁してください…」
タクシーの乗客:
「早くしろよ!バカが!」

「葵交通」は従業員を守るため、車内に「カスハラ防止」を呼び掛けるステッカーを貼るなど対策を進めています。しかし、第三者の目が届きにくいタクシー車内のカスハラは、より悪質化していると言います。