独特の緊張感が漂う 海上自衛隊佐世保教育隊「防火演習場」

我々が通されたのは佐世保教育隊の中にある防火演習場。「海上自衛隊の防火演習」それは我々が日常生活では見ることのない巨大な火炎に立ち向かう訓練だった。
屋内にある演習場に入ってまず感じたのは独特の緊張感。おそらくそれは炎の恐ろしさを知り尽くした教官たちが醸し出す厳格さと、炎に向かっていく訓練生の緊張感から生まれてくるものだったのかもしれない。
恐怖を感じるほどの巨大な炎
「第〇〇回配置に着け」
号令のあと「防火演習」がはじまった。教官が種火の火を「丸タンク」と呼ばれる火が立ち上る巨大な鋼鉄製の水槽に着火。中には水が張ってありその上に灯油が浮いている状態になっている。

炎のもととなる灯油は遠隔操作で水槽に注入される構造で、その量に応じて炎は勢いよく立ち上る。着火して間もなく10メートルほど離れた場所にいた我々が恐怖を感じるほどの勢いで炎は「シャーー」という音を立てて燃え上がった。








