8月9日の平和記念式典で「平和への誓い」を読み上げる被爆者代表の選定審査会がきょう開かれ、ことしは長崎市在住の被爆者三瀬清一朗さん(89)が選ばれました。

三瀬清一朗さん(89)は10歳の時に、爆心地から3.6キロの矢の平町で被爆しました。
三瀬清一郎さん:
「いかに平和がありがたいか、そして人間の命がいかに尊いかっていうことをね、僕はお話しをしたいと思ってます」

今年の「平和への誓い」には、県の内外から11人が応募。30日行われた映像審査で、世界で戦争が起きている中、長崎からの平和の発信が重要だとして、三瀬さんの被爆体験の描写の具体性や、聞き手に訴える話し方などが評価されました。


被爆後、救護所となった伊良林国民学校で次々と亡くなっていく人々を目にした三瀬さん。2014年に被爆体験を語りながら地球一周するピースボートに乗船したのを機に、長崎平和推進協会の語り部となり、修学旅行生らに被爆体験を伝えています。

三瀬さん:
「ウクライナとかロシアの問題、あるいはパレスチナ、イスラエルの問題をニュースで見ている時、核兵器のことをちらつかせてるじゃないですか。そういう風な話しを目の当たりにすれば、若い人たちにもやっぱり伝えて、戦争してはいけないってことを僕は言いたいなってことで応募した」
三瀬さんは「当たり前の生活ができることが平和」として誓いの中で、戦争の愚かさを訴えたいとしています。








