今年の被爆者代表、宮田 隆さんが2日、平和祈念式典で読み上げる「平和への誓い」に込めた思いを語りました。


今年の被爆者代表に選ばれた宮田 隆さん82歳。
「平和への誓い」では、5歳で被爆した時の記憶や核禁条約第一回締約国会議に参加し感じたことなどを述べる予定です。


一方でウクライナ侵攻を機に核抑止論もあがる今、平和への思いをどこまで受け止めてもらえるかという不安も感じていると言います。

被爆者代表「平和への誓い」を述べる 宮田 隆さん(82):
「ウクライナが現実問題として進んでいます。その中で平和を語るのはいかに難しいかというのを、実は原稿を書く時も実感しています。そういう面でどこまで語れるか」


また、今年の式典の司会は海星高校3年の今道 和奏さんと山下 咲子さんが務めることになりました。
平和祈念式典は、9日午前10時40分から行われます。