日銀長崎支店は県内景気について「緩やかに持ち直している」との判断を据え置きました。


日銀長崎支店が7月に発表した長崎県の金融経済概況によりますと、個人消費については、飲食を中心に弱さが残るものの「持ち直しの動きが続いている」としています。

また観光では、宿泊者数や観光施設の入場者数は前年を上回ったとして「持ち直している」
公共投資では「弱めの動きとなっているが高水準で推移している」となっています。

景気全体では「緩やかに持ち直している」として前の月から判断が据え置かれています。


一方、先行きについては、感染症の動向のほか、エネルギー価格や原材料コストの上昇、ウクライナ情勢などが及ぼす影響を注視する必要があるとしています。