能登半島地震で被害を受けた水道管の復旧作業にあたる官民共同のチームが15日、長崎市を出発しました。

派遣されたのは長崎市上下水道局職員と長崎市管工業協同組合の合わせて9人です。


9人は日本水道協会の要請を受け、石川県輪島市で地震により破損した水道管の漏水調査と修繕を行います。

鈴木史朗長崎市長:
「命の水を届けるために、この状況を何としても早く克服したいということで、この度、皆様方に応急復旧の作業に従事していただくことになりました」

水道管の復旧に自治体の職員が派遣されるのは長崎県内ではこれが初めてで、民間の工事業者と共同チームを編成することで、一日も早い復旧を目指します。

長崎市上下水道局 前川清文さん:
「水道の本管を復旧して蛇口をひねったら水が出るというような、生活に必要な水を供給する役割がある。被災地のお役に立てるように頑張ろうと」

応急復旧隊は今月31日までの17日間派遣される予定です。