長崎和牛の生産者が肉の品質を競う「枝肉共励会」が、23日佐世保市で開かれました。

共励会には県内の長崎和牛の生産者から100頭分の枝肉が出品されました。
会は全農長崎県本部が生産者の研鑽の場として毎年開いていて、審査の結果、肉の厚さと脂肪の質が高く評価された波佐見町の長與友輝さんの枝肉が、最高賞のグランドチャンピオン賞に輝きました。

インタ長與友輝さん(36)「思いもしなかったので驚きました。おいしい長崎和牛をみなさんに食べて頂けるように、若手の一人としていい長崎和牛を生産できればと思っています。」

長與さんの枝肉は、会の後開かれたセリで、全国相場のおよそ3倍の1キロ7000円をこえる高値でセリ落とされました。