長崎県佐世保市の早岐瀬戸で天然のワカメ漁が今月1日、解禁されました。

冷たい2月の海の中、よく届く日差しを浴びて、栄養たっぷりの天然ワカメが育っています。

佐世保湾と大村湾をつなぐ早岐瀬戸で今月解禁されたワカメ漁。

財津恵之さん82才は、早岐瀬戸で5人程になったワカメ漁師の1人です。急流にもまれ肉厚に育ったワカメを専用の道具でくるくると巻き上げ収穫していきます。

外海に近い佐世保側のワカメの方が歯ごたえがあり、塩分が少ない大村湾側の方がより柔らかいワカメに育つそうです。

財津恵之さん(82):
「ワカメが柔らかくて、潮にもまれてるから特に柔らかくなる。みんなに喜んでもらうのがいいですね」

早春の訪れを告げるワカメ漁。ゆがくとしゃきしゃき、鮮やかな春の緑色に変わる早岐瀬戸のワカメです。