中国からの留学生と市民らが、互いの食文化を通して親睦を深める交流会が18日長崎市で開かれました。

交流会は清掃活動やスポーツなどを通した親睦活動を行っている長崎県日中親善協議会が中国からの留学生を招いて開きました。「食文化」をテーマにした今回は日本からは「たこ焼き」を中国からは「水餃子」の作り方をそれぞれ教え合いました。

水餃子は中国の一部の地域で旧正月に必ず食べるごちそうで、具にたっぷり入れる白菜はその発音から「財」をもたらす縁起物とされています。
中国からの留学生は「水餃子は春節の時に家族で一緒に作って食べます」「お湯を動かしながら茹でると底に沈んでもくっつかず皮が破れません」と作り方のコツなどを教えていました。

交流会を開いた長崎県日中親善協議会の大坪優子さんは「参加した留学生たちが色々な分野で頑張り、また長崎での経験を中国で広めてもらえれば嬉しい」と話していました。