市場で値段がつかずに利用されない魚、いわゆる未利用魚を活用する動きです。
「サメ」を使った給食が宮崎県川南町の小学校で初めて提供されました。

川南町の川南小学校。

(廣末圭治記者)
「午前の授業が終わり、子どもたちはこれから給食の時間です。きょうのメニューは魚のフライです」

給食のメインのおかずは、おいしそうな魚のフライ。
実はこの魚、地元・通浜の漁港で水揚げされた「サメ」なんです。

川南町の通浜一帯は、全国で初めて撒き餌を禁止した漁法を取り入れ持続可能な漁業に取り組んでいる一方、関係者は水揚げされても値段がつかず、漁具を壊す「サメ」の被害に頭を抱えています。

そこで、町は、地元の漁協や商工会などと「通浜ブランド創出協議会」を発足してサメを使ったメニューを開発。

その一環として、19日は町内の7つの小中学校の給食で「サメフライ」が提供されました。

子どもたちの反応は…

(児童)
「外側はパリパリで中はおいしい」「めっちゃおいしい。また食べたいです」

(川南町産業推進課 稲田陽介さん)
「小学校中学校という早い段階からサメフライを食べてもらうことで、実際に漁業者がどういった状況に置かれているか、サメがどういった被害を及ぼしているかを学ぶいい機会になったと思う」

サメフライは、18日からふるさと納税の返礼品にもなっていて、協議会は今後もサメを使ったメニューを開発していきたいとしています。