鳥インフルエンザの警戒感が高まる中、宮崎県は家畜防疫連携会議を開き、防疫対策の徹底などを呼びかけました。

県庁で開かれた会議には、県や自治体職員のほか畜産関係など県内からおよそ120人が出席しました。

会議では県の担当者が、畜産関係者や輸送関係者などに発生防止対策の重要性や防疫措置時の役割分担について説明しました。

(宮崎県農政水産部家畜防疫対策課 坂元和樹課長)
「関係者が同じ危機意識を共有して連携を強化する。そういったことで口蹄疫を経験した本県だからできる。柔軟に対応できる体制を構築していきたいと考えている」

県は、農場にウイルスを持ち込ませない体制を徹底し、家畜伝染病が発生した際は関係機関と速やかに連携を図りたいとしています。