不同意性交等致傷の罪に問われ、宮崎地裁で懲役4年6か月の実刑判決を言い渡された「スーパークレイジー君」として知られる、西本 誠 被告が会見を開き、控訴を取り下げると発表しました。

元宮崎市議会議員の西本 誠 被告は、去年9月、知人女性をホテルの部屋に無理やり連れ込み、性的暴行を加えたなどとして、不同意性交等致傷の罪に問われました。

今年5月の判決公判で、宮崎地裁は西本被告に懲役4年6か月の実刑判決を言い渡しましたが、西本被告は判決を不服として控訴。

しかし、19日、西本被告は会見を開き、被害女性との和解交渉が進んでいないことなどから控訴を取り下げると発表しました。

(西本 誠 被告)
「これ以上時間を使っても(和解交渉の)結果は変わらないだろうということで、弁護士に相談せずに自分の意思で、本日、きょうこれから取り下げますけど、(和解は)難しかったということですね」

これで西本被告の懲役4年6か月の実刑判決が確定することになります。