およそ10年半にわたって宮崎県立芸術劇場の理事長と館長を務めてきた佐藤寿美氏が、先月28日付けで退任しました。
4日は後任の松坂千尋氏とともに県庁を訪れ、河野知事に理事長と館長の交代を伝えました。

現在75歳の佐藤寿美氏は、2014年に県立芸術劇場の理事長と館長に就任。
およそ10年半の任期の中で、宮崎国際音楽祭の開催をはじめ、気軽にクラシックを楽しめる「500円コンサートの日」や宮崎を舞台にした創作演劇をシリーズで上演するなど、芸術文化の発展に力を尽くしてきました。

(佐藤寿美氏)
「お帰りになるときにお客様と目が合う。その目が、良かったよということを伝えてくれる目が、劇場の館長をやっていて、とても大事なことだったし、今思うととても幸せなことでした」

佐藤氏の後任には、延岡市出身でNHKの報道局社会部長や専務理事などを歴任した、理事の松坂千尋氏が就任しました。

(松坂千尋氏)
「演じる方たちの熱意とか息づかいとか、そうした生の良さを生かしていきたい」

佐藤氏は名誉館長に就任し、来年、30回の節目を迎える宮崎国際音楽祭の総監督を引き続き務めることになっています。