昨年度、宮崎県内に移住してきた人の数は、前の年度の2倍以上に増え、過去最多となりました。
県によりますと、昨年度、県内に移住した人は1877世帯3729人で、前の年度のおよそ2倍となり、世帯数、人数ともに5年連続で過去最多を更新しました。
移住世帯が増えたのは10の市町村で、このうち、都城市は1034世帯と最も多く、全体の55%を占めています。
都城市は、昨年度、移住応援給付金などで注目を浴び、移住世帯数は4.5倍に増加しました。
また、移住前の居住地は九州・沖縄が全体の4割、次いで関東が3割を占めているほか、年代別では、20代から40代が全体のおよそ8割を占めています。
県内への移住者が増加した要因について、県は「自治体の移住支援策に加え、新型コロナの5類移行後の地方回帰の流れが継続している」などと分析しています。