訃報です。
画家の弥勒祐徳さんが16日夜、亡くなりました。105歳でした。
長年に渡って郷土の風景などを描き続けてきた弥勒さん。先月も新たな作品を描き上げていました。
西都市出身の画家、弥勒祐徳(みろくすけのり)さん、105歳。
先月、自身が入所する高齢者施設の庭で創作活動を続けていました。
32歳のころ、中学校の美術部を担当したことがきっかけで絵を描き始めた弥勒さん。
その後、70年以上に渡り、神楽や郷土の風景などを描き続けてきました。
(過去のインタビュー・弥勒祐徳さん)
「やっぱり宮崎が好きなんですよ。だいたい私は絵を描いてメシ食おうなんて思わなかったんですよ。しょうがないから絵を始めただけこのとで」
大胆な筆づかいとダイナミックな作風で多くの人を魅了し、数々の賞を受賞してきた弥勒さん。
中でも特別な思いを抱いてきたのが西都原の桜です。
先月、描いた絵も施設の庭にある桜でした。
(長男・猛さん)
「もう完成ですか?(うなずく)完成だそうです。よう頑張りました」
16日夜、老衰のため亡くなった弥勒さん。
生前、絵を描く理由についてこう話していました。
(過去のインタビュー・弥勒祐徳さん)
「絵を描くということはただ形を描くことじゃなくて、なんか魂みたいなものを描けばですね、それがいつまでも残るんじゃないかなと。だから魂を描こうと思って」
(スタジオ)
先月、つい先日ですが、弥勒さんが今年も桜を力強く書いていらっしゃる様子を取材、放送させていただきました。
そのときに書いていただいたのが、こちらの色紙になります。本当にメッセージ性のある力強い文字です。

「魂を絵に描くんだ」とインタビュー話していらっしゃいましたが、まさにその絵画とも同じく大胆で力強いタッチで「ありがとう」と書いてくださいました。


謹んでお悔やみ申し上げます。







