知人女性に性的暴行を加えたなどとして、不同意性交等致傷の罪に問われている、元宮崎市議会議員で「スーパークレイジー君」として知られる西本誠被告の初公判が開かれ、西本被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
開廷30分前の、午前9時半すぎ、西本誠被告は報道陣の前に姿を現しました。

(長友幸生記者)
「西本誠被告と弁護士らが裁判所に入っていきます。黒いスーツにネクタイを締め、髪色は黒色に染めているように見受けられます」
そして、固い表情で報道陣に一礼して宮崎地方裁判所に入っていきました。

(下川祥子記者)
「西本被告の初公判を傍聴しようと整理券を求めて行列ができています」
注目が集まっている今回の裁判。
宮崎地裁では裁判の傍聴券を求め、朝から100人以上が列を作りました。

起訴状などによりますと、西本被告は、去年9月、知人女性をホテルに無理やり連れ込み、性的暴行を加えるなどしたほか、女性が逃げる際に階段から転落しけがをさせたなどとして、不同意性交等致傷の罪に問われています。

16日、開かれた裁判員裁判の初公判で船戸宏之裁判長から起訴内容について聞かれた西本被告は。
(西本誠被告)
「間違いありません」
落ち着いた様子ながらも小さな声で起訴内容を認めました。
その後の冒頭陳述で検察側は犯行の概要を説明。
西本被告は、被害者と宮崎市内の居酒屋とバーで酒を飲んだ後、抵抗する被害者の手を引っ張って無理やりホテルに連れて行き、室内で体を触るなどの性的暴行を加えたということです。
そして、被害者がすきを見て室内から逃走しようとした際、階段から転落し腕やふくらはぎなどにけがをしました。
(検察側)
「被害者に落ち度は全くなく犯行は強引で卑劣」
一方、弁護側は、起訴内容に争いはないとして、次のように主張。
(弁護側)
「西本被告は事件を重く受け止めている」
そして、裁判員らに慎重かつ適正な審理をしてほしいと訴えました。

裁判は、量刑が争点となっていて、今月21日に結審し、24日に判決が言い渡されます。







