金沢のお正月を彩る伝統の和菓子「福梅」づくりが、老舗の菓子店で始まっています。福梅は、加賀藩主・前田家の家紋「剣梅鉢」をかたどった紅白の和菓子で、正月の縁起物として江戸時代後期から伝統の製法を受け継いでいます。

金沢の老舗和菓子店「森八」の工場では、今月19日ごろから福梅づくりがスタートし、28日は職人8人が手作業で最中に餡を丁寧に詰めていました。森八の福梅には、国産の大納言小豆と米飴を混ぜて炊き込んだ餡が使われていて、コクの深さと甘みが特徴です。

森八 若女将・中宮千里さん
「この1年もあと1か月になったので、幸せに乗り切って頂きたいなという気合いを込めて作っている。家族が集まる機会なので、その場に花を添えられるようなお菓子になればと思う」

福梅づくりは1月上旬まで行われ、今シーズンはおよそ40万個の出荷を予定しています。