カニの初競り会場から中継していた近藤アナウンサーが、金沢市片町に初物を求めて出かけています。名おでん店でこの時期しか食べられないカニの「アレ」についてお伝えします。

きょうは創業87年の老舗「おでん高砂」に来ています。午後5時半ごろから行列が後を絶ちません。お店の外にもおでんのいい香りが立ち込めていて、店内に入ると満席。奈良県から来たカップルにお目当てを伺うと、声をそろえて「アレです」と答えて頂きました。

大勢の人でにぎわう店内

アレとは、冬の金沢おでんの女王様、コウバコガニ(ズワイガニのメス)の「カニ面」です。金沢おでんでは、具材のひとつとしてコウバコガニが使われます。3日待たされてのようやくのカニ面シーズン到来です。店主の青木幹夫さんに話を伺いました。

おでん高砂 青木幹夫さん「まさかの初出漁が3日も伸びちゃって、やっとという感じです」

店主の青木幹夫さん

とんでもない贅沢ですが、今シーズンのカニ面のお味は…

MRO北陸放送・近藤千優アナウンサー「言葉にならない…カニのうまみと、優しいお出汁が口の中にじゅわっと広がります。これはすごい」

金沢名物「カニ面」

おでん高砂のカニ面は、この日は70個を仕込んだということです。店ごとに味付けが異なっていて、おでん高砂では「注文を受けてから出汁に約10分つけこむ」ことで、身にほどよく出汁が染みた状態になるということです。