大相撲の地方巡業となる金沢場所が26日、金沢市総合体育館で開かれ、郷土出身の輝や大の里ら人気の関取を一目見ようと、大勢の観客でにぎわいました。

4年ぶりに開かれた大相撲金沢場所。幕内から序二段まで112人の力士が参加し、中でも十両昇進を決めた津幡町出身のホープで、初の凱旋となった大の里の雄姿に注目が集まりました。

大の里は「地元の応援をすごく感じた。本当にうれしく思う。次が大事な場所になるので、しっかり情けない相撲を取らないように頑張りたい」と話していました。

また、取組前に行われた七尾市出身の十両、輝との握手会では、ファンらが長い列を作りました。輝は「こういう応援をしっかりパワーに変えて来場所から正々堂々とした相撲でみなさんに元気な相撲を見せられれば」とコメントしました。

地元の声援を受け士気が高まった郷土力士たちは、来月10日に始まる秋場所に臨みます。