今年秋の移転に向け、整備が進められてきた金沢美術工芸大学の新しいキャンパスが19日、ひと足早く報道機関にお披露目されました。

今年10月に移転する金沢美術工芸大学の新キャンパスのコンセプトは「開かれた美の探求と創造のコミュニティ」。延べ面積は現キャンパスの1.3倍となるおよそ3万7,000平米で、キャンパスの象徴「アートプロムナード」は、ガラス屋根で明るく開放的な空間を演出しています。また、新たに整備された「共通公房」は、学生たちが学科や専攻の垣根を越えて交流できるよう各階に設けられています。

金沢美術工芸大学建設事務所・辰巳浩樹所長
「学生たちには質の高い教育研究を実践してもらい、芸術を通じて未来に貢献するような人材が美大から羽ばたいていってくれればと思う」

一般向けの内覧会は今月27日に開かれ、事前の予約は不要です。