石川県金沢市の卸売業者が地域の6つの町会と洪水災害時における協力協定を結びました。

洪水災害時での協力協定を結んだのは食料品・酒類卸売業のカナカンと、金沢市二塚地区の二ツ寺町・赤土町・佐奇森町・専光寺町の6つの町会で、20日は締結式が開かれました。

今回協定を結んだ6町会の345世帯は犀川と安原川に囲まれ、金沢市の水害ハザードマップでも洪水による浸水被害が想定されるエリアです。

カナカンの金沢支店はこのエリアより海抜が10メートルほど高く広い敷地があることから、避難場所としての協力協定を締結しました。

カナカン 茶谷 隆 常務取締役金沢支店長:「地域に根差した企業でありたいと思っているし、お役に立てるものだというふうに信じて話を進めさせてもらった」
8月27日には両者が協力した避難訓練が行われる予定です。