21日夜、金沢市内のアパートで男性1人が軽いけがをした火事で、警察と消防は1階の居間にあった石油ファンヒーターから火が出た可能性が高いとみて調べを進めています。

この火事は21日午後6時50分ごろ、金沢市藤江北1丁目の木造2階建てのアパート「エトワールIII」1階の浅井勝方さん(49)の部屋から火が出て、その部屋の上に位置する一室にも延焼したものです。火は浅井さんの住む部屋40平方メートルと上に位置する部屋35平方メートルを焼き、約2時間後に消し止められました。浅井さんは病院に搬送されましたが、顔にやけどなどの軽いけがをしました。
警察と消防の実況見分の結果、居間にあった石油ファンヒーター周辺の燃え方が激しく、何らかの原因でヒーターから火が出た可能性が高いということです。また、当時ヒーターの近くには毛布などが置いてあり、警察は引き続き火の出た原因について調べを進めています。