石川県七尾市の鶏卵加工会社の工場で6日夜、大規模な火事がありました。けが人はいませんでしたが、火はおよそ14時間燃え続け、7日午前9時すぎに消し止められました。
6日午後7時20分ごろ、七尾市千野町の「みやけ食品七尾第二工場」で火災報知器が作動し、駆け付けた警備会社の社員が「煙が出ている」と消防に通報しました。
6日午後8時半ごろに撮影された映像では、爆発音が鳴り響き、真っ赤な炎が工場を飲み込む様子が確認できました。
消防車26台が出動し、消火活動に当たりましたが、火は隣接する住宅にも燃え広がり、およそ14時間後の7日午前9時すぎにようやく消し止められました。けが人はいませんでした。
近くに住む男性は「プロパンみたいなのが何十発かドーンドーンと爆発する音がすごかった。火の勢いが強くて、見たことない火だった」と話しました。
警察によりますと、当時、工場は無人でしたが、従業員の話では衣類乾燥機が稼働していたということで、関連を含め調べています。
会社のホームページによりますと、みやけ食品は七尾市や新潟県などに工場を持つ食品加工会社で、卵焼きや茶わん蒸しなど、卵を使った製品を作っています。
