複数の自治体で一斉導入…背景は“人口減少”

今回、奥能登4市町が一斉導入に踏み切った背景にあったのが人口減少です。
県は、能登の自治体と共に協議会を立ち上げて議論を重ねてきました。

県企画振興部・山道哲也・交通総合対策監督
「震災、それから豪雨、こういったところで人口減少も加速していますし、それに伴って公共交通の維持がさらに厳しくなっていった。ドライバー不足というのも重なっていますし、そういった面では、今まで厳しかった現状がさらに加速して厳しくなってしまったというところはございます」

その解決策として提言されたのが、全国で導入が進む「のるーと」です。

バスのように停留所がありながらタクシーのように予約制で状況毎に運行ルートが変わる、いわゆる「オンデマンド交通」で、運行ルートの設定はAIが担います。同様のシステムは沖縄県や富山県など全国でも進んでいて、県内でも津幡町や志賀町、金沢市で導入されています。

予約制なので運行ルートも時刻表も存在しない

穴水町役場観光交流課・牛谷政樹課長補佐
「奥能登2市2町が同時に、で、かつ、石川県と国の方から支援をいただきながら公共交通の再編を図ったような形になります。」

今回、奥能登では4市町で同じシステムを同時に導入します。一方、運賃や運行時間、バス停の数などは自治体ごとに異なります。