工事の入札不調が教育現場に影響を及ぼしています。地震の被害により石川県・輪島市内の6校が一つに再編された輪島小学校について、新校舎の建設が延期になることに伴い、授業の開始が9か月遅れることが明らかとなりました。

輪島市議会の全員協議会では5日、2028年の秋までに新たに整備される予定の輪島小学校について、建築工事と機械設備工事で入札不調になったことなどが報告されました。

輪島市は工事費などの予定価格が被災地での工事の実態と大幅に乖離しているとして、今回18億9100万円を追加し、総事業費を84億3100万円とする案が示されました。

市が発注する建築物の工事について全体のおよそ5割が入札不調に終わっているということです。

輪島市・坂口茂市長「市としての負担は大きいものがありますけれども今回の増額は大きいが一日も早く新しい統合小学校を建設しなくてはいけないので今回の臨時会で増額をお認め頂けるように提案しているところです」

今回の入札不調に伴い、輪島小学校では新校舎での授業開始が2029年4月にずれ込むことになり、当初の計画より9か月遅れる見通しです。