歌舞伎のまち、石川県小松市で四半世紀以上にわたり親しまれてきた「日本こども歌舞伎まつり」が、ことし2026年で、その歴史に幕を下ろすことになりました。
5月5日に行われた大千秋楽の様子を取材しました。
小松市で毎年行われてきた日本こども歌舞伎まつり。

歌舞伎を代表する演目、「勧進帳」の舞台とされる石川県小松市を「歌舞伎のまち」として盛り上げたいと1999年から開かれてきましたが、その歴史に幕を下ろすことになりました。
観客は…
(Q.今回最後ですけど)「役者の方も最後だってことでもう少しあったらよかったのにという話はした 寂しい感じがする」
「第1回のときに娘がでまして、第4回第5回の時は私が後ろで長唄を(唄った)「続けられないというのはちょっとさみしい かつらの痛さにたえながら一生懸命声を出して演技は大変だと思うけど頑張ってほしい」
終了の背景にあるのは、少子化です。
こども歌舞伎まつりの出演者は、石川県小松市の小中学生を対象したオーディションで決められてきましたが、近年は、役者志望の子どもが減り、まつりの継続が困難になったということです。

2026年3月、小松市役所には本番に向けて「かつら合わせ」に臨むこどもたちの姿がありました。
最後の舞台で披露するのは、小松が舞台となった「勧進帳」です。
武蔵坊弁慶役・武部舞花さん「みんなと協力してお客さんからいっぱい拍手をもらえるようにがんばりたい」そしてほぼ満席の中迎えた大千秋楽。

訪れた観客は半年にわたる稽古を重ねた子どもたちの堂々たる口上を食い入るように見つめていました。

こどもたちの最後を舞台を見届けにきた小松市長は…
小松市・宮橋勝栄市長「歌舞伎のまち小松が定着した。27回続けてきたかいがあった。こども歌舞伎祭りという形での上演は最後になるが歌舞伎の町小松を(まちづくりの)中心に据えて(引き続き)取り組んできたいと思います」

こども歌舞伎まつりは6日も開かれます。











