「学校で過ごした時間、心の中で生き続ける」
参加された保護者の方と生徒さんは、次のように閉校式を振り返ります。
保護者「これまで私たちを支えてくださったすべての方々に、心より感謝申し上げます。閉校式で校歌を歌い、その詩の深い意味と、この学校の歩んできた歴史を改めて感じました。多くの思い出が詰まったこの場所がなくなることは寂しいですが、ここでの学びと時間は、これからも心の中で生き続けます。本当にありがとうございました」
保護者「小学生と中学生の演目を見ていて、激甚災害の後に町野町に残った子供達は、少ない児童生徒数で一生懸命頑張って活動していたんだなと改めて感じました。1年生から6年生まで、みんな体育館に響くような大きな声で元気がよくて素敵でした。特に祭り太鼓の披露は、地元の祭りの文化を実感できる演目で、奥能登、輪島、町野の血がココに受け継がれている感じがして、本当に良かったです。この祭り太鼓は、大阪から移住して来られた方が、『太鼓をやりたい!』と輪島の方へ通って習って、町野町の子ども達を集めて太鼓教室を開いて出来たもの。古き良き文化を見直して、今に合うように新たに創ってくれた祭り太鼓は、移住して、町野に根付いてくださった方がいなければ、生まれなかったものです。町野の子らの素晴らしい発表を目の当たりにして、こんな町野町が誇らしいと思えた閉校イベントでした」
生徒「中学生になる時、東陽中の校舎で始まる学校生活を楽しみな気持ちでいっぱいでした。しかし、地震や豪雨で中学三年間の全てを東陽中の校舎で過ごすことはできませんでした。白山市への集団避難や、柳田中学校での間借り生活のあと、今度は町野小学校の校舎で学校生活を過ごしました。閉校イベントでは地域の方々もたくさん集まり、チューバの演奏をきいたり小学生の発表をみたり、会場のみんなで校歌を歌ったり最後にはたくさんの感謝の気持ちをこめて風船を空に飛ばした時、たくさんの思い出を作れた町野小学校、東陽中学校への感謝の気持ちでいっぱいになりました」
「町野小学校、東陽中学校が閉校となる事を聞いた時、残念でさみしさを感じ、最後の東陽中卒業生となる事に対して、なんだか地震に豪雨さらに閉校と不憫な感情になっていました。でも、イベントでは児童さんたちの一生懸命な劇やダンスが披露され、会場に集まられたみなさんは、それをにこやかに見ておられ、中学生の生徒さんは少ない人数でありながら東陽中の歴史を上手に発表されている姿を、微笑ましく思いました。最後に会場の全員で校歌を歌い、その後のバルーンリリースでは、風船に『ありがとう』と思いをこめ、一斉に空へ飛ばし、大空に広がる色とりどりの光を見た時『この町野の地で学ばさせてあげられた事に改めて良かった!』と強く感じました。たくさんの町野の方々が閉校に対し思いを持ち、イベントへ集まり、町野小・東陽中の歴史に感謝していることを感じました。きっとこの町野の地・人々だからこそ新たな東陽小中学校も素晴らしい歴史を作り続けてくれると感じました」











