ビル倒壊「複合的な要因」有識者委が最終報告書
2025年12月、ビルが倒壊した原因を調べていた国土交通省の有識者委員会が最終報告書を取りまとめた。
基礎くいの損傷や軟弱な表層地盤が倒壊の要因になった可能性があるとしたうえで、ビルが建設された1975年当時はくいに関する耐震基準が導入されておらず、揺れに対する抵抗力が弱かったと指摘。大きな揺れでくいが壊れたことに加え、ビルの柱の配置が偏っていたことで重量が特定部分に集中、地盤の弱さも影響するなど、複合的な要因で倒壊したと結論付けた。一方で、未解明な部分も多く「今後の調査研究で変わりうる」とした。
妻子の命を奪ったビル倒壊の原因究明を求め続けてきた楠さんにとって、納得のいく調査結果ではなかった。











