【特徴は? 分類・体長・屋内での主な発見場所】

チャタテムシはカジリムシ目に分類され、昔から日本中広く分布しています。チャタテムシ類は全国に140を超える種類が生息しているとみられています。

チャタテムシの巣(提供:日本ペストコントロール協会)

体長は1ミリほどで、体は平たい形をしており、淡い褐色をしています。家の中にある古い本や段ボール、穀物粉や畳、押し入れなどでよく見られています。

石川県ふれあい昆虫館 渡部晃平学芸員「石川県ふれあい昆虫館でもヒラタチャタテは標本に寄ってきますが、食べているのは本ではなく、カビを餌にしています。そのため、カビのあるところなどでよく目撃されています。」

また、埃なども好むため、埃の溜まっている場所で確認されるなど、屋内のどこにでも生息しています。