宇宙への可能性が広がりそうです。福井工業大学が、小型宇宙探索機エクレウスからの電波の受信に、国内の大学や民間では初めて成功したとして6日会見しました。
エクレウスは重さが10キロ程度で、JAXA・宇宙航空研究開発機構などが11月16日に打ち上げました。福井工業大学では、2020年11月から電波受信の研究をJAXAと共同で進めていました。
大学のあわらキャンパスに設置されている小型アンテナでの受信に成功したことで、将来的な月探査衛星地上局の開発への期待が高まりそうです。今後は、アンテナの口径を広げ送受信の通信を実現し、実証実験をJAXAと行うことを計画しています。