現職の死去や辞職に伴う、石川県議会議員金沢市選挙区とかほく市選挙区の補欠選挙が11日告示されました。これまでに金沢市選挙区には5人が出馬し、選挙戦となっているほか、かほく市選挙区は無投票となる公算が高まっています。
金沢市選挙区 新人5人が2議席争う

金沢市選挙区に立候補したのは届け出順にいずれも新人で、共産党の亀田良典候補(76)、諸派の藤原徳英候補(72)、参政党の荒木博文候補(52)、自民党の喜多浩一候補(55)、無所属の窪田直司候補(58)の5人です。
金沢市選挙区では現職県議の死去と参院選全国比例区への転出に伴い、欠員となった2つの議席を巡って争われます。
かほく市選挙区 無投票の公算大

定数1のかほく市選挙区に立候補したのは自民党の新人・金子健太郎候補(43)です。
11日午前、かほく市内の神社で出陣式に臨んだ金子候補は「今からこの足で誰よりも汗をかいて、誰よりも声を枯らして、誰よりも歩いて、皆さま方と共にかほく市のより良い発展に少しでも力になれればと思っている」と意気込みました。
これまでのところ、金子候補以外に立候補の動きはなく、無投票での当選となる公算が高まっています。
立候補の受付は午後5時までで、いずれの選挙区も選挙戦となった場合は、参議院選挙と同じ7月20日に投開票が行われます。