石川県津幡町出身の大の里が、30日発表された名古屋場所の番付で西の横綱となりました。

29日に地元でのパレードに臨んだ大の里ですが、「お祝い事はきのうで終わり」と語り、気持ちも新たに本場所への決意を示しました。

大の里「横綱になって初めて津幡町に帰って、たくさんの方が集まってくれて「おめでとう」「横綱」たくさんの言葉をかけてもらって、またそれを力にがんばりたい」

パレードから一夜明け、大の里は愛知県安城市にある宿舎で番付発表に合わせて記者会見に臨みました。

大の里「やっと番付表に名前が載って、横綱になったんだという実感が沸いた。お祝い事はきのうで終わった」

3連覇に期待がかかりますが、2024年は9勝6敗と苦戦した名古屋ですが、その試練を乗り越えたいと意気込みを見せます。

大の里「よくない場所だからこそ成績が良かったら本当に自分が強くなったんだと実感する場所にもなると思う。この場所は大事になってくると思うのでしっかりがんばりたい」

大相撲名古屋場所は、新会場のIGアリーナで7月13日に初日を迎えます。