能登半島地震のあと、生活環境の変化などが原因で亡くなった9人について、石川県は11日、新たに災害関連死に認定しました。
石川県や各市町は、遺族から申請があった人を災害関連死に認定するかどうか、医師と弁護士からなる審査会で判断していて、11日に開いた26回目の会合で、輪島市の5人、七尾市の3人、穴水町の1人の合わせて9人を新たに災害関連死に認定しました。
一方、3人は継続審査となったほか、5人は災害との因果関係が認められないとして不認定になりました。
今後、各市と町が正式に認定すれば、能登半島地震による死者は家屋の倒壊などによる直接死も含めて616人に上る見通しです。