FIFAワールドカップ2026のグループステージ(GS)全72試合が28日に全て終了し、決勝トーナメントへ進出する32チームが出揃った。1回戦から好カードが続出し、熱い戦いが期待される。

3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた日本代表(FIFAランク18位)は、日本時間30日に行われる1回戦でW杯5回の優勝を誇る強豪・ブラジル(同6位)と対戦する。代表通算79ゴールの伝説・ネイマール(34)に、GS3試合で4得点をあげたヴィニシウス・ジュニオール(25)など豊富なタレントが揃う“王国”に挑む。

DF・冨安健洋(27)は「簡単な試合にはならないと思いますけど、みんなで次のステージに行けるように全てを出し切りたい」と話し、MF・佐野海舟(25)は「しっかり対策して勝利に少しでも近づけるように準備したい」と意気込んだ。

日本とブラジルのこれまでの対戦成績は1勝2分11敗。W杯では過去に一度だけ対戦、2006年ドイツ大会のGSで1-4と大敗した。しかし、昨年10月の国際親善試合では0-2の劣勢から後半に3ゴールを決め、ブラジル相手に歴史的初勝利を挙げた。


GS通算6得点のリオネル・メッシ(39)率いるアルゼンチン(同3位)は、GS3戦無敗で2位通過したカーボデルデ(同69位)と対戦する。初出場の小国は、GS初戦で強豪スペインと対戦したが、40歳のGKヴォジ3ニャがスーパーセーブを連発し、0-0のスコアレスドローに持ち込んだ。

開催国のアメリカ(同16位)はボスニア・ヘルツェゴビナ(同65位)と、同じくメキシコ(同15位)はエクアドル(同23位)と、カナダ(同30位)は南アフリカ(同60位)と対戦する。

史上最多となる48チームが出場した今大会。グループAからLまで各4チームずつ12グループに分け、グループごとの総当たりで行われたGS。その初戦で日本は強豪オランダ(同7位)と対戦し、1点ビハインドで迎えた後半終了間際、途中出場の小川航基(28)のヘディングシュートが鎌田大地(29)に当たってゴールに入り、ギリギリで同点に追いつき、2-2の引き分けに持ち込み勝ち点「1」を獲得した。続くチュニジア戦では鎌田の2試合連続ゴールにエース・上田綺世(27)の2ゴールなどで4-0と快勝し、GS初白星を挙げ、勝ち点を「4」として2位に浮上。最後のスウェーデン(同38位)戦は1-1で引き分け、GS2位で3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。