若手から人間国宝まで幅広い作家の作品が一堂に並ぶ「現代美術展」の巡回展が10日から石川県白山市で始まりました。

現代美術展は、全国地域美術展の最高峰とされ、若手から巨匠まで会派を超えた作品が一堂に会する巡回展です。

3箇所目となる白山展では、白山市殿町の市民工房うるわしに白山市在住の作家の作品を中心とした169点が並んでいます。

会場には白山市長賞を受賞した白山市の田村久美子さんの洋画「雨あがり」などが展示され、訪れた美術愛好家らが見入っていました。

観覧客「現代美術展って歴史ありますんで、非常に内容が充実してると思う。巡回展を行うことで県下でいろいろと文化の向上というのは大事だと思う。」

「現代美術展 白山展」は5月25日まで開かれています。