LGBTQ+などの性的マイノリティーへの理解を深める「金沢プライドパレード」が、10月に金沢で開かれることになりました。今回は能登半島地震の復興支援につなげる催しも企画されているということです。
今年で4回目を迎える「金沢プライドウィーク」は、「You Are Not Alone あなたは、ひとりじゃない」をテーマに、性的少数者の当事者らが、金沢の街なかを練り歩く恒例のパレードをはじめ、会場周辺では能登半島地震の復興支援につなげるブースなども設けられます。
一方、イベントを主催する「金沢レインボープライド」をめぐっては、3月、当時の事務局長が金沢市池田町の交流施設「かなざわにじのま」で覚醒剤を使用したとして、執行猶予付きの有罪判決を受けています。
金沢レインボープライド・松中権共同代表「自分たちのイベントとしてやっているものではない。地域の方々やコミュニティの方々と一緒に作り上げてきた結果。それを継続すること自体が責任をきちんと全うすることになる」
松中権共同代表は16日の会見で、「団体の活動自体が歩みを止めることはあってはならない」と、イベント実施に踏み切った経緯を語りました。
金沢プライドウィークは10月18日から3日間開かれ、20日にパレードが行われます。