北陸新幹線の県内全線開業の当日の「一番列車」に、JR西日本から能登半島地震の被災地出身の2人が乗務することになりました。地域経済の賑わいづくり、そしてふるさとの復興へ。2人は強い思いを抱いて16日を迎えます。

16日に開業する北陸新幹線の金沢ー敦賀間。金沢から敦賀に向かう北陸新幹線の「つるぎ1号」1番列車で運転士を務めるのは、珠洲市出身の新谷均さん(42)です。

つるぎ1号運転士・新谷均さん(珠洲市出身)
「このような大役を頂けるとは思ってもいなかったので言われた時から緊張しているが当日は緊張を楽しめるように準備をして迎えたいと思う」

そして同じ列車の車掌は、中能登町出身の寺沢篤人さん(38)です。

つるぎ1号車掌・寺沢篤人さん(中能登町出身)
「今の心境としては緊張と楽しみ半々ですかね。開業の日はしっかり楽しめるように気持ちを持っていきたい」

被災地出身の2人は、一生に一度の大役を務めるにあたり、ふるさとの復興への思いを込めます。

つるぎ1号運転士・新谷均さん(珠洲市出身)
「珠洲市をはじめとする地震の被害にあわれた方に北陸新幹線敦賀開業が明るいニュースとなって届くのであれば嬉しい。北陸が盛り上がることが日本全国の皆さん期待していると思うので私もその一員として一生懸命頑張っていく」

つるぎ1号車掌・寺沢篤人さん(中能登町出身)
「能登出身ということで今回1番列車に乗務するということで大変嬉しく思う。敦賀開業で能登の方を元気づけられたら嬉しい」

2人が乗務する「つるぎ1号」の一番列車は、16日の午前6時に金沢を出発します。