能登半島地震の発生から、2か月になるのを前に避難先から自宅に戻る人も徐々に増えています。「住み慣れた家に戻りたい」という思いは、介護を必要とする人も同じですが、そのサポートをするケアマネージャーの人手が足りないなど、被災地ゆえの課題もあります。

ケアマネージャーの宇正正子さんは「使命感。みんなが困ってるときに自分たちが頑張らんと…」と話します。
石川県能登町の特別養護老人ホームでケアマネージャーとして働く宇正正子さんは、珠洲市の自宅が被災しながらも発災後、1人で利用者の安否確認にあたりました。

宇正さん「ここに残りたいと思った人が残れないと思うと…みんな被災してるけど、ここを出たら利用者と笑顔で」