モーター大手・ニデックは29日、不正会計や品質不正の問題をめぐり、岸田光哉社長について”必ずしも適切とはいえない言動があった”などとして、29日付で辞任したと発表しました。

ニデックでは、固定資産の減損処理を回避するなどの不正会計や、取引先に無断で部品の設計変更をするなどした品質不正が判明。

不正会計について第三者委員会は「創業者の永守重信氏による過度な業績プレッシャーが原因だ」と指摘しているほか、品質不正については今月、外部の専門家による調査委員会が品質に関わる844件の不適切な行為を認定しています。

こうした中ニデックは29日、岸田光哉社長について、財務報告に関して、必ずしも適切とは言いかねる言動もあったと確認されたことから、取締役会で今後の経営体制を議論し、岸田社長から辞意が示されたため受理したと明らかにしました。

後任はニデックの最高技術責任者を務める戒田理夫(かいだ・みちお)氏(70)で、就任日は臨時株主総会及びその後の取締役会にて決議される予定だということです。