有罪判決の大きな要因「調書のネガフィルム」その順番が…

有罪判決の大きな理由の1つが、弘さんが自白通りに金庫が見つかった現場まで捜査員を案内できたということ。これを裏付けていた調書の写真のネガフィルムを見ると、警察は金庫が見つかった現場にたどりついた後の帰り道でも写真を撮っていたことが判明しました。

さらに、それらの写真を行きで撮った写真の間に並べ替えていたことが分かったのです。

そして、申し立てから6年がたった2018年7月、大津地裁が再審開始の決定を出しました。

(阪原弘次さん)「本当に夢のようです」

大津地裁は行きと帰りの写真を混在させた実況見分の調書について、「証拠能力は揺らぎ、犯人だとする説得力も大きく失った」としました。