万博工事をめぐる背任事件、下請け業者側は取材に対し、「容疑者から水増し請求を指示された」と説明しています。
大手ゼネコン「竹中工務店」の社員・河井辰巳容疑者(61)は去年、下請け業者に仮設事務所の内装工事費を複数回、水増し請求させ、会社に約1400万円の損害を与えた疑いで逮捕されました。
警察は河井容疑者が水増し請求した費用を自宅のリフォーム費用などにあてていたとみています。
8年前に撮影された河井容疑者の自宅の写真と去年撮影されたものを比較すると、入口付近や外壁が大きく変わっているのがわかります。
下請け業者から発注を受けたリフォーム業者によりますと、「大屋根リングの改修工事」などの名目でリフォーム費用を請求するよう下請け業者からFAXで複数回、指示を受けたということです。
「大屋根リング」の建設など、万博の工事で総括作業所長を務めていた河井容疑者。下請け会社社長の代理人弁護士によりますと、河井容疑者から水増しの請求書を出すように指示され、請求書の金額も指示されたということです。
また、代理人弁護士は取材に「下請けという立場だったため、従わざるを得なかった」などと説明しました。
警察は、河井容疑者が発注側の立場を利用し、水増し請求を持ちかけたとみて詳しく調べています。











