不動産ファンド「みんなで大家さん」。運営会社が約2881億円の債務超過に陥っていたことが分かりました。

不動産ファンド「みんなで大家さん」は、年利7%の分配金をうたい、3万7000人以上から2000億円を超える出資を集めました。

その主力商品は成田空港の近くで大規模開発を行う「ゲートウェイ成田」でしたが、工事は大幅に遅れ、去年7月以降、分配金の支払いが遅延。

ファンドの運営会社代表は「遅延は一時的」と説明しましたが、その後、ほとんどの商品で分配金が支払われなくなりました。

出資者約2500人が総額232億円あまりの返還を求める集団訴訟を起こしています。

(「みんなで大家さん」柳瀬健一代表)「心配とご迷惑をおかけしていますこと、心から深くお詫び申し上げます」

こうした状況の中、5日に運営会社が決算公告を行い、2026年3月期の純損失は約2984億円と、約2881億円債務超過していたことが分かりました。

運営会社側は「保有資産の売却で債務超過を是正する見込み」としていますが、監督する大阪府は「債務超過は違法状態である」として調査しています。