訪問看護療養費を不正に受給したとして、訪問看護会社の代表らが逮捕・起訴された事件で、新たに会社役員の53歳の男が逮捕されました。

男は自ら炊き出しを行うなどして訪問看護の必要がない生活保護受給者に声をかけ、個人情報を集めていたとみられています。

詐欺の疑いで逮捕されたのは住居不詳で合同会社「佳龍」の代表・木村真斗容疑者(53)です。

警察によりますと、木村容疑者は今年1月に逮捕・起訴された大阪市平野区の訪問看護会社「ADVANCE(アドバンス)」の代表・太田智之被告(35)らと共謀し、おととし12月、深夜や早朝に訪問看護を行っていたとする虚偽のデータを提出し、大阪市が業務を委託する特別民間法人から訪問看護療養費約102万円をだましとった疑いが持たれています。

木村容疑者は大阪市内で炊き出しを行い、そこに集まった生活保護受給者に声をかけ、訪問看護が必要ないにもかかわらず、名前だけを利用して訪問看護を実施したと装い、報酬を受け取っていたとみられています。

警察は認否を明らかにしていません。

警察は同様の手口で不正受給を繰り返していた可能性もあるとみて捜査を進めています。